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数日前川沿いに桜を観に行きました。
夕陽に照らされた桜は見事で、たくさんの人たちが写真を撮っていました。
私もそのうちの一人となり、夢中で写真を撮りました。
いつのまにかすぐれなかった気分は晴れやかになっていました。

せっかくなので、桜を下から眺められる川のすぐ横の路へと降りました。
視線をおとせば桜が押し花のようになって地面を彩っていました。

しばらく歩くと、なにか黒いものを見つけました。
嫌な予感がしました。
それは黒猫の死骸でした。
黒猫はくたっと横たわり、誰かが飾ってくれたのでしょう、その上には色とりどりの花が並べられていました。
細い路なのでそこをまたがなければ先へ進めません。
私は仕方なくその猫の上をまたいで歩いたのでした。

猫は車にでもひかれたのでしょうか。
可哀想だ、と最初は思いました。
でも、死はいずれ訪れるもの。
美しく咲き乱れる桜の下で綺麗に飾られたその最期はもしかしたら幸せなものだったのかもしれません。

今日ここでお花見をしていた人々は、みなこの猫の姿を見ていたのです。
みなそれぞれが死について、生についてちらりとでも考えたのでしょう。
そう考えると、私は切ないような、あたたかいような不思議な気持ちになりました。
私のように、散ってゆく桜と消えた命とを重ね合わせた人もいたかもしれません。






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フラミンゴ




今日PLAZAで見つけ、すぐさま買うことを決めたフラミンゴボールペン。
機能性ではなく見た目に惹かれなにかを買ったのはいつぶりでしょうか。


私は昔からフラミンゴが好きです。
美しい曲線を描く身体を支えるのはあまりにも華奢でまっすぐな脚。
一見アンバランスとも思えるその姿はよく見ると均整が保たれていて、
その曲線と直線の絶妙な融合具合にいつも感心するのです。

好きと言っても頻繁に実物を目にするわけではありません。
昨年動物園へ行ってフラミンゴを見たときは、
その色がイメージとは違いあまりにも鮮やかで発光するようなオレンジピンクをしていたので驚き、恐怖に似たものすら感じたのでした。

知り合いの話によると、フラミンゴの色は食べるプランクトンの種類によって変化するようです。
私が好きなピンクは青みの少しグレーがかったピンク。
そのような色のフラミンゴが生息する場所は世界のどこにあるのだろうか?と度々思いを巡らせています。



雨の酒屋




家から最寄り駅までの道の途中にお気に入りの酒屋さんがあります。
中に入ったことはないのですが、外観が好きなのです。

その店は以前は古びて雑多な、いかにも酒屋という感じの洒落っ気のない風貌をしていたのですが、
改装してがらりと雰囲気を変えました。
白いコンクリートの壁に映える水色の扉。
駐車場はなめらかな斜面が美しい。
窓から見えるたくさんの酒瓶は夜になるとオレンジ色の光に照らされます。

シンプルで洗練されたその姿は以前の面影を全く残しておらず、最初に見たときは驚きました。
古いものの味わい深さに惹かれることも多い私ですが、この店に関しては改装したことに大賛成。
カメラを始めてからというもの、度々写真に納めています。

特に雨の日の夜のその姿は格別です。
濡れた駐車場の斜面の艶めきをいつか写真に残したいと思っていました。

おとといの夜のことです。
旅先から帰ってくると、雨が降っていました。
手元にはカラーのフィルムが入ったカメラ。
これはチャンスだ、と心踊らせて撮影したのがこの一枚です。
でも、まだ満足できていません。
また撮ろうと思います。




初めて




今まで手を出さなかった
ブログというものを始めたのは、
自分を形にしたくなったから。
そして、それを読んでほしい人ができたから。


写真は、初めて自家現像した一枚です。


写真も、こうして言葉を紡ぐことも、
妥協せず、自分に嘘をつかず続けていきたいです。


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